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※これらの考察はあくまで嘉藤の脳内設定でありすべて妄想です。
この部屋の目的は、愛すべき封神演義のキャラ達を好き勝手につつき回して遊ぶことであり、真実を突き止めることではありません。
冗談を解さない方・夢と現実の区別がつかない方は回れ右。
●嘉藤的キャラクター考察 |
●太公望 ビギナーからマニアまで、実に幅広い層を虜にする我らが軍師。童顔だが実は72歳で甘党というおいしい設定に小躍りするオロカモノは絶えない(主に嘉藤)。 マンガのキャラクターにこんな事を言うのも変だが、実によくできた人である。 悪知恵ならオレに任せろ!とばかりにあらゆる分野でトンデモナイ策を講じて無理難題をやってのけるのが得意。無茶もよくするが、自分に厳しいので音を上げたり倒れたりすることはまずない。 が、そこが周囲の心配の種でもある。 あらゆる意味で周りの心臓をしょっちゅう止めている。 孤独感や痛みを他人に見せないと決めているところが、潔いというか寂しいというか。そのくせ誰よりも人の痛みに敏感なので、人の相談事にはやたらよく乗る。ちょっと包容力過剰である。 軍師であり仙人であり始祖であるのを(本人は嫌なのだろうが)ちゃんと理解して覚悟しているので、最後の一線は誰にも踏み込ませていない。かと言って、仲間が信用できないわけではなく、むしろ大切な相手だからこそ言いたくないだけである。 悩みを他人に解ってもらおうとはしないが、それを当然のことだと思っているので悲壮感は漂わない。 頭が良いので考えすぎて抱え込む癖もあるが、基本的には超ポジティブ。頭脳派だけど感情型。 仙人感覚で言えば72歳なんてまだまだ若造のはずなのだが、遥か年上のジジババ達よりも恐らくはるかに老成している。その為にうっかりリーダーに祭り上げられたのが運の尽き、封神計画が何たるかをはっきり知らされないうちにあれよあれよとジジイの口車に乗ってしまったためトンデモナイ計画の一端を担う羽目になる。 酒は飲むわ偏食はするわだが健康には気を使っている。 最初から最後まで愛され大事にされ続け、敵味方双方においてもファンは数知れない。 連載終了から随分たった今も、相変わらず底知れないひとである。 |
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●楊ゼン 嘉藤の大本命。たとえただの目立ちたがり屋でただのファザコンでただの女装癖でただの根暗だったとしても、あの見た目なので何をやってもサマになる。 ただし戦闘能力以外の要素は全て容姿に注ぎ込まれているため、性格は控えめに言って大変残念。太公望の実力を見るためにやってきたものの、呆気なくファンとなって帰る事となった。自分の美貌に時々真剣に驚く。 実は妖怪で教主の息子。実は自慢の容姿も本当の姿ではないため、本来の姿があるだけに容姿にこだわりを持つようになったのではないかと思われる。天才と言われる所以は、やっとできた玉鼎という肉親に愛される為に必死に修行した成果の賜物ではなかろうか。 本来は太公望ほど器用な人ではないので、今までは全部を文句のつけようが無いほどそつなくこなす事で自分の居場所を確立してきた。 変化という能力も、妖怪である自分への嫌悪感からの変身願望だと勝手に解釈している(脳内設定)。形はどうあれ、変化後の自分しか好かれないことにコンプレックスを持っていた。このフジリューキャラにあるまじき人間くささと生々しさと未完成さにもうどうしようもなく病みつき。 激しく愛されたり激しく憎まれたりと、そのキャラクターは際立っている。 しかしうっかりあっちの世界へのスイッチが入ってしまうと、自虐に充ち満ちたダークな話をトイレも我慢して聞く羽目になる。実際に居ると結構面倒なタイプ かも知れないところがまた素敵。 太公望に出会ってからは随分と成長し、最後には仙人界の教主になるまでに大出世を見せてくれる。 だけどやっぱり「見殺しにするか…!?」という完全版14巻のトンデモ台詞を見るたびに、こんなのを頭に据える事になった仙人界の住人達には同情の涙を禁じえない。 もっとも、その見た目だけは良いオツムと、見に纏っている殺傷能力のバカ高い宝貝達のおかげで、未だ誰も彼に言及できる者は居ない。 |
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●趙公明 極めて論理的な快楽主義者。フェミニストで女の子の扱いは素晴らしく紳士的で華やかなものを好み妹思いで尚且つ強い…と書くと、実に素晴らしい人格者のようだが、変態という強烈な一面がそれら全ての長所から見事に我々の目を背けさせてくれる。 イッちゃってるというかキちゃってるというか、とにかく我々の居るところを遥か彼方まで突き抜けてしまっている人。一応実力者のはずだが、それを補って有り余る欠点ばかりが目立つのでほとんど忘れられてしまっている。何も考えていないように見えて、たまに周囲がギョッとするほど核心をついた事を言ってくるので侮れない。腹は黒光りしている。 また、これも性格ゆえに忘れられがちだが濃いなりに美形だったりする。だが、周囲はあえて誰一人としてツッコまないので本人はまったく気づいていない。推定B型。他人や世間の基準では物事を考えず自分なりの価値観があるので、道徳なんてナンセンス!自分のしたいようにするのが法律より大事!と心の底から思っている。恐ろしく頭の切れるクレイジーな天才肌。 ただ、いじられるのは結構好きだがナメられるのは大嫌いなので、あまりに無礼の度が過ぎると容赦なくマドンナの餌に任命されて華々しく死んでしまう。ロマンチストかと思いきや、驚くほどシビアで現実主義者。縁起を担いだり迷信も信じたりしないので北に枕があろうが夕方にクモを殺そうが 草履の鼻緒が切れようがまったく気にしない。ついでに享楽的で自分のしたいようにするので空気もまったく読まない。が、後先は一応考える。 カリスマ性はあるので意外にも部下ウケは良い。しかし「まあもともと彼には期待していなかったからね!」などと言ってしまう時点で、弟子になった自分の運命を呪わずにはいられない。 |
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●王貴人 本当は結構な実力者のはずだが、彼女が華麗に勝利する姿を我々がコミックスで目にすることは最後までついに一度もなかった。第1巻から当て馬的にアッサリ太公望にはやられるわ四聖にはやられるわナタクにはやられるわ高蘭英には相手にされないわと貧乏くじばかり引いている。 妲己三姉妹の中ではダントツ1位の黒星の多さ。次女の喜媚ですら2回太公望の上を行っているのに、その間貴人はずっと石琵琶のままだった。上司にも部下にも敵にも恵まれなかったために、彼女の苦労は常に絶えない。かっこ悪いので言わないが、実は神経性胃炎持ち。封神演義で不幸が似合うキャラクターといえば、雷震子・聞仲・そして彼女である。プライドに実力がなかなかついて行かないが、基本的には真面目で素直な良い子。ただし胸と顔にすべての運が詰め込まれているので、その他の運はガタガタに悪い。 太公望に異常なまでの執念を燃やし、容赦なく叩きのめそうとするその姿は、我々のお年寄りは大事にしようという精神を木っ端微塵に打ち砕いてくれる。一見しっかりしてそうに見えるが、実は結構おバカさん。ここまで書くとボロクソだが、正直嘉藤は誰よりも愛を注いでいる。一度しかお目にかかれなかった半妖態なども特筆すべき美しさ。しかし最初見たときは前の陳桐がカマキリだっただけに、原型はガだと信じて疑わなかった。また、彼女のために通天教主がギッコンバッタン紫綬羽衣を縫ったかと思うと、なんとも感慨深いものがある。 しかし、正直彼女と交渉したのち「やっぱやーめた!」と実に軽〜い口調でトドメを刺す太公望は、言っちゃ何だがどっちが悪役なのだか解らない。別に不幸なのは彼女に非があるわけではなく、周りの環境がちょっと酷すぎただけかもしれない。 |
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